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代行業者にはテレアポ代行、車検代行、運転代行などがあります。

運転代行

飲酒運転

テレアポ代行などの代行業者/飲酒運転

運転代行とは、車を運転して宴会などお酒を飲む席に出たものの、飲酒によって 帰り道に車を運転して帰ることができなくなった人が利用するサービスで、 代行タクシーとも呼ばれます。 飲酒運転に対する取締りや罰則が厳しくなった1980年代頃からこの運転代行 サービスは普及し始めました。 飲酒して正常な判断力を失っている状態での車の運転はとても危険なのですが、 取り締まりを強化しても飲酒運転する者は後を絶ちませでした。 それまでは飲酒運転で事故を起こした場合は、過失致死罪が適用されていましたが、 2001年には飲酒運転による事故は過失ではなく故意である、との理由により 危険運転致死傷罪に改正されました。


運転代行の流れ

運転代行を利用するには、飲酒によって車の運転が出来なくなった依頼者が 代行会社に連絡をします。 そうすると2人1組が1台の代行業者の車に乗って、依頼者のいる居酒屋や 飲食店などに到着します。 1人は依頼者を代行会社の車に乗せて家まで送ってくれ、もう1人は依頼者の 乗ってきた車を運転して依頼者の家に車を運ぶ役割をします。 ここがタクシーとの違いで、2人1組で現れる理由です。 自宅に着いたら依頼者の車を車庫入れしてくれ、その後料金を支払います。 代行業者は来たときと同じよう、一台の車に2人乗って営業所に戻ります。


タクシー感覚で

運転代行サービスはバスや電車など公共交通機関が少なくタクシー もなかなかつかまらない、車で移動するしか家へ帰る手段のない地方都市での ニーズによって普及してきました。 料金はそれほど高くはなく、タクシーとあまりかわらない場合も多いようです。 基本料金、1キロごとの料金、代行保険料などがかかりますが、2人で来るから タクシーの倍の料金というわけではなく、高くてもせいぜい5割増し程度でしょう。 飲酒運転で取締りにかかったり、大きな事故を起こしてしまった場合の方が代償も 大きいわけですので、このような代行サービスの利用者も増えているのでしょう。